デザイン専門学校TOP学科ラインアッププロダクトデザイン学科スペシャルコンテンツプロダクトデザイン学科の卒業生

プロダクトデザイン学科の卒業生

石本 隆史 さん/プロダクトデザイナー/1991年卒業/株式会社 タカラトミー

 玩具に限ったことではありませんが、商品のデザインとは「自分の好きなもの」ではなく「他人が欲しいもの=売れるもの」をつくる作業です。何かが猛烈に好きで、自分ならこういうものが欲しいという思いがあるのもすばらしいのですが、それ以上に、他人が欲しいと思うものの形を考えるのに夢中になれるか。それがこの仕事では大切です。
 また、売れるものをつくればいい、というだけでもない。玩具なら飲み込んだとき喉に詰まらないサイズ、形状の部品でつくるなど安全への配慮は欠かせません。高価になりすぎては子どもたちが買えないのでコスト管理も絶対です。さまざまな条件をくぐり抜けて、アイデアは初めて形にできるんです。
 これは、東京デザイナー学院に通っていたときに教えてもらったことでもあります。現場でも活躍されていたある先生が「“求められること”をやるのがプロダクトデザインだよ」と話してくださり、その視点を持って、企画をたて企画書を書いた授業は、すごくいい経験になったと思っています。
 男児向けの玩具の世界では、携帯ゲーム機に押され苦しい時期もありました。それでも、「どうやったら喜んでもらえるか」を真摯に考え、頭を捻りアイデアを出し続けたら、子どもたちは振り返ってくれました。やっぱりポイントはそこなんです。

© Takafumi Adachi, MFBBProject, TV Tokyo   © TOMY, d-rights, WBMA, TV TOKYO   © TOMY
野島 詳久 さん/モデラー/1998年 卒業/株式会社本田技術研究所

 開発コンセプトに基づいて自動車のデザインをするカーデザイナーが描いたスケッチを、立体化するとどうなるかを確かめる粘土の車(クレイモデル)をつくるのが、私の仕事“モデラー”の主な役目です。
 スケッチは平面に描かれますから、立体にしたとき、どんな形になるのか描かれていない部分は無数にあります。そこは、カーデザイナーの指示や開発コンセプトに従って私たちモデラーが形をつくっています。
 クレイモデルは、開発が進むにつれて1/8、1/4、1/1とサイズを大きくして、形状のディテールを詰めます。粘土を薄く削っては遠くから眺め、粘土を盛り再び削る作業を繰り返しながら、自動車の形は洗練されていくんです。クレイモデルができあがると測定、図面化して、部品づくりが始まります。モデラーはそのチェックにも顔を出すので、開発初期から完成間際まで、ひとつの自動車に長く関わる仕事と言えます。
 日本では“若者の車離れ”なんて言われていますが、発展途上国などではかつての日本のように「いつか自動車が欲しい」と思いながら頑張って働いている人はたくさんいます。そんな人たちが、手にしたとき心から喜んでもらえる“夢”の形をつくることにやりがいを感じられる人。そんな人は、自動車のデザインに関わる仕事に夢中になれるんじゃないでしょうか。

“モノ”を作ることが好きなキミに、オススメの3学科

プロダクトデザイン学科 インテリアデザイン学科 建築デザイン学科
資料請求
ページTOPへ戻る